JASPICはソフトウェアプロセスの改善に関する研究、普及活動を行っています

SPI Japan 2020

SPI Japan 2020
– ソフトウェアプロセス改善カンファレンス 2020 –
「エッセンスを読み取る」 ~ そこにあるものの仕組みとパラメータを知ろう!~


■日程:
2020年10月14日(水)10:00 ~ 10月16日(金)16:30
■場所:
オンライン(Zoom)
■主催:
日本SPIコンソーシアム(JASPIC)
■後援:
独立行政法人 情報処理推進機構 (IPA)
ソフトウェア技術者協会 (SEA)
日本SPICEネットワーク
一般財団法人 日本科学技術連盟 (JUSE)
一般社団法人 PMI日本支部
派生開発推進協議会 (AFFORDD)
Agile Japan
■参加費(税込):
¥19,800-

SPI Japan 2020のテーマは

「エッセンスを読み取る」 ~ そこにあるものの仕組みとパラメータを知ろう!~

です。

SPI Japan では多くの事例が発表されます。また基調講演など他の講演でも、様々な考え方が披露されます。それらの多くは、皆さんのお仕事に直接適用できないかもしれません。
でも、ちょっと考えてみてください。どんな情報でも、何かしら、皆さんのプロセス改善活動に関係している筈です。
テーマにはそんな期待が込められています。
データそのものではなく、何故そのデータを採ろうとしたのかという考え方(仕組み)や、失敗例でもその中のどの要素(パラメータ)がどう絡み合って失敗したのかは、大変参考になる情報です。
「エッセンスを読み取る」というテーマは、こうした、表面上の表現にこだわることなく、そこにある活用可能な情報を抽出して自分の活動に活かしてほしいという、私達の願いなのです。

活用可能な情報は、「ん?似てるかな?」と思うところから始まります。自分の仕事の課題に似ている、状況が似ている、適用した方法が似ている等、ちょっとした共通点が見えたりするのです。それは、見る角度を変えてみたり、一歩離れて俯瞰してみたりすると得られることもあります。
そこから、何が似ていて何が違うのかに思いを至らせ、違いを説明できる枠組みを考え、その枠組みにある変動要素を考えると、違って見えたのはパラメータであり、枠組み自体は自分の課題に当てはめて考えることができたりするのです。

方法論は既に抽象化された、つまりは、エッセンスです。そこにパラメータを当てはめなくては、実際には使えません。事例はさらに一旦エッセンスを捉えて抽象化しなくては、自分の課題に活用することはできません。今回は是非、「違って見えるが根本は似ているかもしれない」という目で、各講演と発表を見てみてください。

なお、新型コロナウィルスによる影響で、今回は例年に比べてプログラムを縮小しています。でも、規模は小さくても、上述の「エッセンス」をお届けするに足る内容であると、スタッフ一同自負しておりますので、どうぞ奮ってのご参加をお願いします!

【プログラム概要】

◆基調講演
タイトル:
目的を実現する仕組みをデザインする
〜アーキテクチャから理解する「仕組み」の考え方〜

講演者:
白坂 成功 氏 (慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 教授)

◆一般発表
公募・審査による18件の発表と、分科会の発表が予定されています。今回も様々な題材による発表が寄せられました。現場が直面している課題を解決するヒントとなる発表、改善活動に関する知見や経験に関する発表、さらには、改善活動を尚いっそう進めていく上での指針を与えてくれる発表などを予定しています。

◆ミニ講演&みんなで納得セッション
<共通テーマ>
IT新時代を牽引するニュータイプになろう!
~Withコロナでも大丈夫! 必要とされる改革・変革とは?~
※ニュータイプ:改革・変革に適応できるリーダやエンジニア
前半の「ミニ講演」では4名の講師がそれぞれの専門的な立場から講演を行います。
後半の「みんなで納得セッション」では、皆さまからいただいた講演内容への質問やご意見をもとに、講師陣による回答とディスカッションを行い、「納得感」をお持ち帰りいただくためのセッションです。

【プログラム詳細】

プログラム冊子はこちら

◆基調講演(10月14日(水)10:00~12:00)
タイトル:
目的を実現する仕組みをデザインする
〜アーキテクチャから理解する「仕組み」の考え方〜

講演者:
白坂 成功 氏 (慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 教授)

-略歴-
東京大学大学院修士課程修了 (航空宇宙工学)、 慶應義塾大学後期博士課程修了 (システムエンジニアリング学)。
大学院修了後、三菱電機にて15年間、宇宙開発に従事。「こうのとり」などの開発に参画。技術・社会融合システムのイノベーション創出方法論などの研究に取り組む。
2008年より慶應義塾大学大学院SDM研究科非常勤准教授。
2010年より同准教授、2017年より同教授。
2015年12月~2019年3月まで内閣府革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)のプログラムマネージャーとしてオンデマンド型小型合成開口レーダ(SAR)衛星を開発。

【概要】
目的を実現するためにはそのための「仕組み」が必要となる。その「仕組み」こそが、“アーキテクチャ”である。

本講演では、アーキテクチャにかかわる基本的な考え方を紹介した上で、ソフトウェアに限らず、ビジネスや組織、法制度まで含めてアーキテクチャとして捉えることがどのように重要であるのかを具体的な事例を交えて説明する。

その上で、VUCA(Volatility:変動性、Uncertainty:不確実性、Complexity:複雑性、Ambiguity:曖昧性)という言葉に代表されるように、先行きが不透明で急激な変化が起きるため、必ずしもこれまでの想定がそのままでは適用できない時代において、どのように考えることによって「仕組み」を生かしていくことができるのか、そのアプローチについて“アーキテクチャ”の観点から紹介する。

◆一般発表(10月14日(水)13:30~17:30、10月15日(木)10:00~17:30、10月16日(金)11:00~12:00)
今回も様々な題材による事例が寄せられました。
公募・審査により、「エンジニアリング改善」「組織・働き方改革」「人材育成」「プロセス改善」「アジャイル」「プロジェクトマネジメント」の6項目から合計18件の発表になります。また、JASPIC分科会の発表が予定されています。

◆ミニ講演&みんなで納得セッション(10月16日(金)13:30~16:30)
<共通テーマ>
IT新時代を牽引するニュータイプになろう!
~Withコロナでも大丈夫! 必要とされる改革・変革とは?~
※ニュータイプ:改革・変革に適応できるリーダやエンジニア
前半の「ミニ講演」では4名の講師がそれぞれの専門的な立場から講演を行います。
後半の「みんなで納得セッション」では、皆さまからいただいた講演内容への質問やご意見をもとに、講師陣による回答とディスカッションを行い、「納得感」をお持ち帰りいただくためのセッションです。

<ミニ講演>
表示は五十音順です。当日の講演順とは異なります。

タイトル:人工知能とプロジェクトマネジメント
講演者:内平 直志 氏 (北陸先端科学技術大学院大学 教授 東京サテライト長)
【概要】
Withコロナで産業や社会のディジタル化が加速しています。ソフトウェア開発においてもディジタル化が進み、データに基づく定量的なプロジェクトマネジメントが可能になり、人工知能技術の効果的な導入が期待されています。一方、人工知能の実用化が進むにつれ、従来の情報システム開発にはなかった困難さを伴う「人工知能応用システム」開発のプロジェクトマネジメントが喫緊の課題となっています。ここでは、プロジェクトマネジメントにおける人工知能の適用(PM by AI)と、人工知能応用システム開発におけるプロジェクトマネジメント(PM for AI)の二つの面の課題と研究動向を紹介します。

タイトル:ソフトウェア品質をめぐる諸問題とプロセス改善
講演者:小笠原 秀人 氏 (千葉工業大学 社会システム科学部 プロジェクトマネジメント学科 教授)
【概要】
昨今の企業活動においては、新しいデジタル技術によって既存のビジネスから脱却し、新たな価値を生み出すための取り組みが加速しています。一方で、新型コロナ感染症拡大の影響で、在宅勤務、オンライン会議が急速に広がってきています。このような状況の中、ソフトウェア品質をめぐってどのような問題があるのかを俯瞰し、新たな開発手法やプロセスに取り組む必要があるソフトウェア開発において、どのようにプロセス改善活動を進めればよいか考察します。

タイトル:新時代の技術者に求められる能力と改善の進め方
講演者:端山 毅 氏 (株式会社NTTデータ 技術革新統括本部 テクノロジーストラテジスト)
【概要】
多彩な高度技術が手軽に利用可能になり社会及び事業環境の変化が加速しています。このような状況で活躍し続けるために求められる能力、及び不確実性に対処する効果的な仕事の進め方を示し、可能性に挑戦し成長し続けるためのマインドセットについて論じます。

タイトル:アジャイル開発を4つの観点から見てみよう~プロセス、改善、人材育成、組織的支援~
講演者:和田 憲明 氏 (富士通株式会社、アジャイルジャパン実行委員、情報処理推進機構(IPA)アジャイルWGメンバ)
【概要】
現在、アジャイル開発という言葉を知らない人はいませんが、解釈は人それぞれで、捉えどころがないものです。そこで、他の分野の知見をお借りし、私なりに4つの観点からアジャイル開発を眺めてみます。賛成/反対意見それぞれあると思いますが、参加者の方々がアジャイル開発を考え、次の一歩を踏み出すヒントになれば幸いです。

【参加申込】

参加申込は終了しました。多数のお申し込みをいただき、ありがとうございました。

【オンラインイベント参加にあたってのお願い】

  • PC、タブレット、スマートフォンでのご参加が可能です。
  • PCのWebブラウザからはプラグインやソフトウェアをダウンロードせずに動画視聴が可能です。ただし対応するWebブラウザは限られますのでZoom社のWebサイト等をご確認ください。
  • 接続および視聴に関わる技術的なサポートは提供いたしません。
  • 周囲の騒音に配慮されるなど参加いただく環境にご配慮ください。
  • 通信環境の良いところでご参加ください。
  • 参加者側の通信環境などの不備により参加が困難となった場合、返金はございません。
  • 以下の行為を禁止いたします。皆様のご協力をお願いします。
    • 異常と思われる接続を見つけた場合、予告なく切断することがあります。
    • 著作権、商標権、プライバシー権、氏名権、肖像権、名誉等の他人の権利を侵害する行為
    • URL、ID、パスワードの第三者への譲渡、貸与
    • 登録者以外の第三者が参加される行為
    • 録音、録画、画面のスクリーンショット撮影などの行為
    • 動画、画像のSNSなどへの掲載(発見した場合は削除要求します)
    • オンライン上で発生した不具合を利用した不適切な行為主催者の承諾なく、営利を目的とした情報提供等の行為
    • イベントに関係のない内容のチャット機能への書き込み
    • その他、主催者が不適切/不適当であると判断した行為

【問合せ先】

infoAアットjaspic.org
※「アット」を半角の「@」に置き換えて宛て先とし、件名に「SPI Japan 2020 について」とお書き添えください。

【タイムテーブル】

10月14日(水)

時間 内容
10:00-12:00

◎オープニング

◎基調講演
目的を実現する仕組みをデザインする
〜アーキテクチャから理解する「仕組み」の考え方〜
白坂 成功 氏 (慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 教授)

12:00-13:30 休憩
13:30-14:30

◎セッション1
エンジニアリング改善

開発SEが使える!今注目のリスク分析手法STAMP/STPAのシステム開発への適用
高橋 和博(富士通クオリティ・ラボ株式会社)

USDM形式の要求仕様書作成支援ツールのご紹介
吉原 政智(株式会社Symphony)

14:30-14:35 休憩
14:35-15:35

◎セッション2
組織・働き方改革

いざ!品質革新本部Transformationで働き方をアップデート!
松崎 美保(TIS株式会社)

デコボコチームをエナジャイズし続けた3つの要素とは
珠野 知子(株式会社日立ソリューションズ)

15:35-16:00 休憩
16:00-17:30

◎セッション3
人材育成

品質向上にむけた人材育成への取り組み事例
後藤 淳(NECソリューションイノベータ株式会社)

組織と個人が内発的動機で継続的に成長し続けるための実践手法
小島 優介(株式会社デンソークリエイト)

ソフトウェア業界と技術者の発展と成長に向けたPSP(Personal Software Process)活用の提案
JASPIC コアコンピテントチーム研究会
(代表)阿南 佳之(個人会員)

10月15日(木)

時間 内容
10:00-12:00

◎セッション4
プロセス改善

プロジェクトに寄り添ったレビュー改善の実践と効果
久連石 圭(株式会社東芝)(プログラム委員長賞受賞)

ゼロから作る品質マネジメントシステム(QMS)
和良品 文之丞(特定非営利活動法人 ITプロ技術者機構)

【SEPG設置事例】本質的なこと(価値の提供)に集中することで、お客様とのエンゲージメントを醸成する。
大盛 誠人(株式会社NTTデータ)

データ分析の光と影
JASPIC Statistical Process Control 分科会
(代表)小室 睦(株式会社プロセス分析ラボ)(実行委員長賞受賞)

12:00-13:30 休憩
13:30-14:30

◎セッション5
アジャイル

アジャイルで開発するためのsprint計画のポイント
黒石 英孝(パナソニック アドバンストテクノロジー株式会社)

モブ・プログラミングを用いたアジャイル開発プロセスの1事例
永田 敦(サイボウズ株式会社)

14:30-14:35 休憩
14:35-15:35

◎セッション5 続き

組織文化で届ける品質と顧客満足
小坂 淳貴(クリエーションライン株式会社)

スクラム開発と向き合うことでスクラムを習得する
今井 貴明(NECネクサソリューションズ株式会社)

15:35-16:00 休憩
16:00-17:30

◎セッション6
プロジェクトマネジメント

組織全体でのEVMによるプロジェクト進捗管理
川崎 雅弘(パナソニック アドバンストテクノロジー株式会社)(最優秀賞受賞)

「滞留タスク管理」のススメ
古石 ゆみ(株式会社SRA)

FRI(Factor-Risk-Influence)モデルによるリスク構造の見える化
安達 賢二(株式会社HBA)

10月16日(金)

時間 内容
11:00-12:00

◎JASPIC分科会

「カレー」のレシピから「抽象」を学ぶ
JASPIC 関西分科会
(代表)伊達 渡(個人会員)

「アジャイル開発推進ポイント」
情報サービス産業協会(JISA)アジャイル開発グループと JASPIC アジャイル分科会の融合
情報サービス産業におけるアジャイル開発の動向とJASPIC流改善アプローチ

一般社団法人 情報サービス産業協会 技術革新委員会 エンジニアリング部会 アジャイル開発グループ
(主査)福田 朋紀
JASPIC アジャイル分科会
(代表)磯野 聖(キヤノンITソリューションズ株式会社)

12:00-13:30 休憩
13:30-16:30

◎ミニ講演&みんなで納得セッション

<共通テーマ>

IT新時代を牽引するニュータイプになろう!
~Withコロナでも大丈夫! 必要とされる改革・変革とは?~
※ニュータイプ:改革・変革に適応できるリーダやエンジニア

<ミニ講演>

① 人工知能とプロジェクトマネジメント
内平 直志 氏 (北陸先端科学技術大学院大学 教授 東京サテライト長)

② ソフトウェア品質をめぐる諸問題とプロセス改善
小笠原 秀人 氏 (千葉工業大学 社会システム科学部 プロジェクトマネジメント学科 教授)

③ 新時代の技術者に求められる能力と改善の進め方
端山 毅 氏 (株式会社NTTデータ 技術革新統括本部 テクノロジーストラテジスト)

④ アジャイル開発を4つの観点から見てみよう~プロセス、改善、人材育成、組織的支援~
和田 憲明 氏 (富士通株式会社、アジャイルジャパン実行委員、情報処理推進機構(IPA)アジャイルWGメンバ)

◎クロージング

発表資料はこちらからまとめてダウンロードできます。 発表資料をまとめてダウンロード

発表概要はこちらからまとめてダウンロードできます。 発表概要をまとめてダウンロード

【カンファレンススタッフ】

SPI Japan 2020 実行委員長
林 好一(個人会員)

SPI Japan 2020 副実行委員長
水田 恵子(パナソニック株式会社)
清水 崇司(個人会員)

SPI Japan 2020 プログラム委員長
竹内 朝一(東芝デベロップメントエンジニアリング株式会社)
武田 治紀(株式会社日立製作所)
山本 恭子(東芝インフラシステムズ株式会社)

SPI Japan 2020 プログラム委員
平原 嘉幸(東芝テック株式会社)
豆腐谷 晶憲(株式会社SRA)
羽原 寿和(株式会社東芝)
飛田 正宏(キオクシア株式会社)
室谷 隆(TIS株式会社)
泉 友弘(株式会社NTTデータ)
池田 浩明(株式会社インテック)
中森 博晃(パナソニック株式会社)
古石 ゆみ(株式会社SRA)
小林 誠(キヤノンITソリューションズ株式会社)
山田 大介(キヤノンITソリューションズ株式会社)
石原 鉄也(矢崎総業株式会社)
後藤 徳彦(NECソリューションイノベータ株式会社)
思坊田 和典(NECソリューションイノベータ株式会社)
園村 智弘(株式会社日立ソリューションズ)
野澤 秀樹(株式会社シーエーシー)
両角 圭史(ソニー株式会社)
金光 暁(富士通株式会社)

SPI Japan 2020 SJサポータ
阿南 佳之(個人会員)
千田 哲義(NECソリューションイノベータ株式会社)
岸 利至(キオクシア株式会社)
緒方 勝(東芝インフラシステムズ株式会社)
黒川 俊雄(株式会社シーエーシー)
小笠原 秀人(個人会員)
鈴木 誠(株式会社日立ソリューションズ)
丹羽 愛一郎(個人会員)
磯野 聖(キヤノンITソリューションズ株式会社)

SPI Japan 2020 事務局
河野 明子(株式会社SRA)
鶴田 範子(株式会社SRA)
乘松 聡(乗松プロセス工房)

JASPIC セミナー推進チーム/外部広報推進チーム
小松澤 敦(株式会社日立ドキュメントソリューションズ)
中山 高宏(ソニー)
中森 勝(パナソニック株式会社)

CMMIは、CMMI Instituteにより米国特許商標庁に登録されています。
SEPGは、カーネギーメロン大学の商標です。

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