JASPICはソフトウェアプロセスの改善に関する研究、普及活動を行っています

活動方針

JASPIC活動方針

2019年12月1日

1. 活動の趣旨

JASPICは、地道な改善活動に日夜励んでいる技術者が社会組織(*1)の壁を越えてプロセス改善に関して各自の経験や技術を交流し、改善技術を高める場を提供する非営利の団体です。

2. 活動の目的

JASPICは、21世紀の世界で利用される様々な社会システム、産業システムや各種の工業製品などの開発の中核をなすソフトウェアプロセスの改善(以下、SPI *2)およびSPIに伴うソフトウェアプロセス評価(以下、SPA *3)に関して、以下を行なうことを目的とします。

(1) SPIおよびSPAに関して会員相互間の技術的・人的交流を図り、会員各自の技術力向上と技術移転の促進を図ります
(2) SPIおよびSPAについて、技術/方法論/モデルの研究を行ないます
(3) 我が国におけるSPIおよびSPAに関する社会的認識と技術水準の向上を図るため、上記の活動の成果を活かして、SPIおよびSPAに関する啓蒙・普及活動を行ないます
(4) SPIおよびSPAにかかわるグローバルスタンダード確立に向けた国際貢献や、世界各国におけるカンファレンス等を通じた技術者の国際交流を行ないます

3. 活動の概要

JASPICは、上記の目的を達成するために、次の活動を行なっています。
(1) 会員相互間の技術的・人的交流のための研究会、講演会、セミナー等の開催
(2) 技術情報の収集及び配布
(3) SPIおよびSPAに関する啓蒙・普及活動となる公開セミナー、ワークショップ、シンポジウム、SPIカンファレンス等の開催
(4) 本会が目的を遂行するために必要な、SPIあるいはソフトウェアに関する各種団体との交流や支援
(5) CMMIの日本語化に対する支援
(6) SPI及びSPA関連文書の発行

(*1) 社会組織の壁:英語では、“Social/Organizational Barrier”。会社も含めて、学会、業界団体、政府関係機関、そうした「社会組織の壁」を意味しています。
(*2) SPI:Software Process Improvement
(*3) SPA:Software Process Assessment

※ CMMI®は、CMMI Instituteにより米国特許商標庁に登録されています。

4. ビジョンパッケージ

JASPICの今後10年の活動の方向性を示したビジョンパッケージを策定しました。

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