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 ◆ JASPIC メルマガ 2017年8月号 ◆
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本メルマガでは、定期的に日本SPIコンソーシアム(JASPIC)主催のイ
ベント情報やJASPIC研究員によるコラム等をまとめてお伝えします。

今回は、10月開催の SPI Japan 2017 (SJ17)特集です。

* SPI (Software Process Improvement):ソフトウェアプロセス改善

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 ◆目次
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 1.開催のご案内
 2.プログラム概要
 3.SJ17の歩き方
 4.参加者の声
 5.今後のスケジュール

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 1. 開催のご案内
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SPI Japan 2017
ソフトウェアプロセス改善カンファレンス2017を開催致します!

・日程:2017年10月11日(水)13:30 ~ 16:30  チュートリアル
        2017年10月12日(木)10:00 ~ 10月13日(金)16:00  本会議

・場所:タワーホール船堀(東京都江戸川区)
        http://www.towerhall.jp/
・主催:日本SPIコンソーシアム (JASPIC)
・後援:独立行政法人 情報処理推進機構 (IPA)
        ソフトウェア技術者協会 (SEA)
        日本SPICEネットワーク
        一般財団法人 日本科学技術連盟 (JUSE)
        一般社団法人 PMI日本支部
        派生開発推進協議会 (AFFORDD)
        Agile Japan
・参加費:本会議:¥32,400-、チュートリアル:¥16,200-

本カンファレンスの今年のテーマは、
  「楽(かな)でる!」~共に楽しみ、共に創る!~
です。 

「発見!」、「はじめる!」と年々続いてきたテーマですが、今年は
SPI(改善)活動を行動で示す年だと位置づけました。
SPIチームだけで改善を進めても、開発をする方々の理解がなければ、
改善は空回りし長続きしません。
改善側と開発側が必要性を感じてその目的を理解し、互いが満足する
といったWin-Winの関係になって初めて、真のSPI活動が進むものと信
じています。
改善側と開発側に限らずIT部門全体と顧客、産と学が同じ目標に向か
って互いにベクトルを合わせ、「楽しく」業務を進めていこうではあ
りませんか。
皆様のご参加を心からお待ちしております。

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 2. プログラム概要
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★本会議
◇基調講演:
ロボットと未来社会

講演者:
大阪大学教授(栄誉教授)
大学院基礎工学研究科 システム創成専攻
ATR石黒浩特別研究所客員所長(ATRフェロー) 
石黒浩氏

◇一般発表:
今回も様々な題材による事例が寄せられました。
公募・審査により、「プロセス改善」「自律改善」「品質改善」「モ
デル活用」「アジャイル普及」「人材育成」「ソフトウェアプロダク
トライン」「ツール活用・ツール構築」「開発効率向上(設計・開発
)」「開発効率向上(テスト)」「開発・保守・サービス」 の11項
目から合計37事例の発表になります。

◇トーク&納得セッション:
聴くだけの一方通行ではなく、双方向で話しをしたり、ワークショッ
プを行うセッションです。参加者皆さんで~共に楽しみ、共に創る!
~、興味のあるテーマについて一緒に楽(かな)でましょう!
以下6つのテーマから1つのテーマを選び、ご参加ください。

 ・1「いつも忙しい」負のループから抜けだそう!
    ~問題解決への道筋を持ち帰ろう~
 ・2 チームビルディングとメトリクス
 ・3 仕事の手戻りを防ぐプロセス設計~PFDハンズオン~
 ・4 コミュニケーションプロセスを改善! 傾聴力の高め方
 ・5 オフショア開発 成功・失敗から学ぼう!
 ・6 頭と体で納得「アジャイル開発」!

◇意見交換会:
今年も恒例のワールドカフェ形式の意見交換を行います。 本カンフ
ァレンスで見聞きしたホットな話題について、初対面な方々とも共に、
積極的に意見交換してみませんか。 
別途\1,000-の参加料でフリードリンク(アルコール含む)/お食事をご
用意いたします。 参加料は当日意見交換会会場でお支払いください。

<ワールドカフェ>
ワールドカフェとは「知識や知恵は、機能的な会議の中で生まれるの
ではなく、人々がオープンに会話を行い、自由にネットワークを築く
ことが出来る『カフェ』のような空間でこそ創発される」という考え
方に基づいた話し合いの形です。

◇パネルディスカッション:
そもそも改善とは?

登壇者: 
安倍秀二氏(パナソニック株式会社) 
白坂成功氏(慶應義塾大学) 
藤崎祐美子氏(東洋ビジネスエンジニアリング株式会社)

★チュートリアル
SPIに必要なスキルや知識を伝えていただける3名の講師をみなさまに
ぜひ紹介したいという想いから、昨年に引き続き3コマのチュートリ
アルを企画いたしました。
SPI Japan2017のスタッフが自信を持ってお届けする本企画を、ぜひ
ご体験ください。

 ・チュートリアルA 『 基本に立ち返って、SPI活動をブラシュアッ
                      プしよう!』
 ・チュートリアルB 『 価値創出のためのイノベーションフレームワ
                      ーク  ~チームで創るイノベーション~』
 ・チュートリアルC 『 チームと戦略でステークホルダーの心を掴む
                    「プロポーザルマネジメント」を体験しよう』

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 3. SJ17の歩き方
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実行委員長の宮川研二です。
毎年秋に開催するプロセス改善の集い SPI Japan 2017 (SJ17) ですが、
今年もあと2ヶ月を切りました。
そして、今年は東京に戻ってきました。お手軽にご参加ください。
皆様の期待を裏切らないような魅力ある企画を、多数ご準備させてい
ただきました。
既にJASPICのウェブサイトなどで参加者募集を開始しておりますので、
ご確認のうえお早めにお申込みください。

特に今年は開発者と発注者や顧客、さらには産と学が互いに協調し楽
しめる「楽(かな)でる」をテーマにした講演、発表、討論の場となる
ようSJ17プログラム委員会が一丸となって準備を進めております。
それではチームリーダの意気込みを、お届けいたします。

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【基調講演】チームリーダ  林 好一
「ロボットと未来社会」
大阪大学教授 石黒浩氏
今回の基調講演は、ロボット工学の第一人者で人間そっくりのアンド
ロイドで皆様ご存知の石黒氏に講演をお願いしております。
アンドロイドの開発自体にも興味はありますがそれだけでなく、これ
まで世間にない新しいものを開発するなかで、周囲の人々をいかに納
得させて巻き込んでいったのか、その苦労話を含めてご紹介いただけ
るものと期待しております。

【本会議】チームリーダ  平原 嘉幸
今年の一般発表には、かつてない多数の応募をいただくことができま
した。
嬉しい悲鳴で甲乙つけがたいものばかりでしたが、そのなかでも皆様
の参考になるものを厳選してお届けいたします。
例年の発表は3トラックだったところを、今年は最大4トラック同時並
行で開催いたします。
「プロセス改善」、「自律改善」、「品質改善」はもとより、「開発
効率向上(設計・開発)」、「開発効率向上(テスト)」、「開発・保守
・サービス」、「モデル活用」の発表を準備しました。
それに「アジャイル普及」、「ソフトウェアプロダクトライン」、
「ツール活用・ツール構築」、「人材育成」を加えた全部で11分野37
発表のなかから選んでいただくことができます。
例年以上に選択の幅が増えて、皆さんにご満足いただけるものと信じ
ております。是非ご参加ください。

【トーク&納得セッション】チームリーダ  田村 直樹
今年のトーク&納得セッションは、開発手法だけでなくチーム運営にも
役立つテーマをご用意しました。
全部で6トラックのトーク&納得セッションですが、その道に精通した
講師の方をお招きしております。
PFD、オフショア、アジャイル開発の各セッションでは、経験豊かな
講師と皆さんの経験を討議いただき、あるいは体験することにより肌
で感じていただくことができます。
また開発手法以外にも、課題解決、チームビルディング、コミュニケ
ーションの各セッションでは、その勘所をご理解いただき気付きを持
ち帰っていただけるものと信じています。
本セッションでは体験型ワークが中心となっており、特別な知識がな
くとも気軽に参加いただくことができます。

【意見交換会】チームリーダ 中村 淳
参加された方々が企業の枠を越えて意見を取り交わすための場を、今
年もご用意しました。
皆さんに共通のテーマで、ワールドカフェ形式で議論していただけれ
ばと考えております。
軽いお食事と口が流暢になるためのお酒も準備しておりますので、お
気軽にご参加ください。
また社外の人脈形成の場としても、ご活用いただければと思います。

【パネルディスカッション】チームリーダ  林 好一
「そもそも改善とは?」というテーマで、立場の違う3人のパネリスト
にご登壇いただく予定です。
改善に対する3人それぞれの意見を伺い、皆様と意見のことなること、
あるいは共感することなど、様々なお話が出てくることでしょう。
当日はどのような展開になるのか、楽しみです。
どうぞご期待ください。

【チュートリアル】チームリーダ  武田 治紀 
従来の2トラックであったものを、昨年からは3トラックの構成に変え、
選択肢が増えたことで好評を得ることができました。
今年も引続き、3つのチュートリアルを開催いたします。
SPI活動を促進するためのものの他にも、価値創出のためのイノベー
ションフレームワークや、提案力を重視したプロポーザルマネジメン
トの2つを加え、計3トラックです。
SPI担当者以外の方にも、楽しんでいただく内容になっております。
皆様のご参加をお待ちしております。

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各リーダの意気込みと見所が、少しでも伝わりましたでしょうか?

さらに、今年は久々の東京開催ということもあり、お気軽にご参加い
ただけるものと考えております。
場所は、江戸川区の「タワーホール船堀」です。
興味のある企画を取り揃えて、皆様のお越しをお待ちしております。
そしてお昼休みを利用して、会場建物にある高さ115mの展望室から都
内を見渡すこともお薦めです。
高さではスカイツリーには敵いませんが、富士山を望み360度の大パ
ノラマを眼下にお楽しみいただくことができます。

システム作り、あるいは業務改善、研究開発といったひとつの目標に
向かってはいるが、職場が違えば役割も違う人々が、本シンポジウム
をきっかけに互いに楽しく活動するための一助になればと、プログラ
ム委員一同願っております。そして参加される方々の明日への活力に
なれば、嬉しく思います。
そのような熱い思いをお持ちの皆様のお越しを、お待ち申し上げてお
ります。

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 4. 参加者の声
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昨年の SPI Japan にご参加いただいた皆様からの声を一部ご紹介い
たします。

◇基調講演
・アジャイルの位置付けがわかり易かったです
・「何を作るか」よりも「どうやって作るか」に走りがちな人に、こ
  の話を使わせて頂きます

◇一般発表
・プロダクトラインやビデオ撮影による改善活動の実践が具体的で新
  しい内容が多いと感じました
・「永遠の目標ヒューマンエラーゼロ」は人づくり、気配りできる組
  織にフォーカスを当てたもので、どの職場であっても適用できるテ
  ーマであり感銘を受けた
・発表者として参加した。熱心に聞いて下さる方が多く、又、積極的
  に質問を頂いたのでフィードバックしていきたい
・信頼度成長曲線の収束判断について新しい視点を教えてもらった。
  社内でも検討してスモールスタートでやってみたい

◇トーク&納得セッション
・KPTにAが加わったのはよかった。実践もできた
・プロセス改善を時間的(歴史的)視点で分析することで、日頃もや
  っとしていた疑問、不満が結構クリアになった
・中味の濃い議論ができたが2hでは少なすぎる。4h~5hほしい

◇意見交換会
・単なる飲み会と思って参加したところ「ワールドカフェ」にびっく
  りしました。チャンスがあれば、当社でもトライしたいと思います
・興味あるテーマ毎にテーブルを分けて頂いたのはとても良かったです

◇パネルディスカッション
・パネリストの三名の方の立場や考え方が異なり、且つバランスも良
  かったです。多くの参考になるスライドが見れて良かったです
・現場により沿った対応を自分自身心掛けていますが、時間と労力が
  思ったよりかかり、少し不安でしたが、パネリストの話を聞いて同
  感でき、心強く感じました

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 5. 今後のスケジュール
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参加者募集が始まりました!


2017年10月6日(金)または定員に達した段階で申し込み受付を終了
致します。特にチュートリアルは、募集枠が本会議よりかなり少なく、
早期に定員に達することが予想されますので、お早めにお申し込み
ください。
皆様のご参加を心よりお待ちしております!

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 ◆編集後記
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メルマガ編集担当のA.Kです。
8月も下旬を迎え、夏の終わりを感じる今日この頃です。今年の夏は
全国各地での豪雨や関東地方での長雨など、異常気象のニュースをよ
く見聞きしましたが、皆さま夏を満喫されましたでしょうか。
夏の楽しみといえば、海、山、プール、花火など色々ありますが、バ
ーベキューもその一つではないでしょうか。太陽のもと風を感じなが
ら、ワイワイ楽しく盛り上がるバーベキューは最高です。
バーベキューは「薪、炭などの弱火によって肉や野菜、魚介類などを
じっくり焼く料理」を意味する言葉ですが、次第に野外での調理、飲
食などの行為そのものを指すようになったそうです。
JASPICメルマガは発行月に広報チームで編集会議をしているのですが、
この8月号の会議後は皆でバーベキューを楽しみました!
最近では手ぶらで行けるバーベキュー場もたくさんあり、手軽に楽し
めますよね。夏の最後の思い出作りに、ご家族やお仲間と出かけてみ
るのもいいかもしれませんね。

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 JASPIC メルマガ 2017年8月号
 発行:日本SPIコンソーシアム http://www.jaspic.org/
 お問い合わせ先:infoAアットjaspic.org
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