━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ JASPIC メルマガ 2023年8月号 ◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 本メルマガでは、定期的に日本SPIコンソーシアム(JASPIC)主催のイ ベント情報やJASPIC研究員によるコラム等をまとめてお伝えします。 今回は、10月開催の SPI Japan 2023 (SJ23)特集です。 * SPI (Software Process Improvement):ソフトウェアプロセス改善 ─────────────────────────────── ◆目次 ─────────────────────────────── 1.開催のご案内 2.今年のテーマ 3.プログラム概要 4.SJ23の歩き方 5.参加者の声 6.noteとPodcastのご案内 ─────────────────────────────── 1. 開催のご案内 ─────────────────────────────── SPI Japan 2023 ソフトウェアプロセス改善カンファレンス2023を開催いたします! ・日程:2023年10月11日(水) 13:00 ~ 10月13日(金) 12:00 ・場所:現地会場またはオンラインでの参加が可能です。 - 現地会場 :朱鷺メッセ(新潟県新潟市) https://www.tokimesse.com/ - オンライン:Zoom ※一部プログラムを除く ・主催:日本SPIコンソーシアム (JASPIC) ・後援:独立行政法人 情報処理推進機構 (IPA) ソフトウェア技術者協会 (SEA) 日本SPICEネットワーク 一般財団法人 日本科学技術連盟 (JUSE) 一般社団法人 PMI日本支部 派生開発推進協議会 (AFFORDD) Agile Japan ・参加費(税込): - 一般(現地会場(+オンライン参加も可)):¥35,000- - 一般(オンライン):¥25,500- 現在、参加者募集中です! https://www.jaspic.org/events/sj/spi_japan_2023/ 2023年10月8日(日)または定員に達した段階で申し込み受付を終了 いたします。ぜひ新潟へお越しください。 みなさまのご参加を心よりお待ちしております! ─────────────────────────────── 2. 今年のテーマ ─────────────────────────────── 本カンファレンスの今年のテーマは、 「越える」 ~ “カイゼン”で、さらなる一歩につなげよう ~ です。 より良い開発の在り方や、より良い製品、より良いソフトウェアを実 現するにはカイゼンの取り組みが欠かせません。さらに近年、SDGsや 新様式(ニューノーマル)に代表されるように、そもそもの価値観に対 する変化が起こり続けており、従来の当たり前や前提が通用しない状 況に直面することが急激に増加しました。見通しが立てづらく、プロ セス改善を進めるにおいても不安に感じる場面は少なくないのではな いでしょうか。 このような状況だからこそ、普段の枠を「越える」コミュニケーショ ンにより、知見や意見を共有し問題を乗り「越える」気付きを得るこ と、さらにこれまで 常識と考えていたことを「超(越)える」発想につ ながるような刺激を得ることが重要であると考え、このような気づき や刺激が得られる場になることを信じてこのテーマを設定しました。 ─────────────────────────────── 3. プログラム概要 ─────────────────────────────── ◇基調講演: タイトル: 価値創造の民主化:仕事と日本を変える逆襲の一手 講演者: 岩尾 俊兵 氏(慶應義塾大学 商学部 准教授) ◇一般発表 公募・審査による18件の発表が予定されています。今回も様々な題材 による発表が寄せられました。現場が直面している課題を解決するヒ ントとなる発表、改善活動に関する知見や経験に関する発表、さらに は、改善活動を尚いっそう進めていく上での指針を与えてくれる発表 などを予定しています。 また今回、4年ぶりの現地開催となることから、この3年間オンライン 開催で発表され優秀表彰された発表を2件再演いただきます。 ◇トーク&納得セッション 聴くだけの一方通行ではなく、双方向の会話やワークショップで「納 得感」をお持ち帰りいただく7つのセッションです。 今年は、現地会場での参加型4セッションとオンラインでの参加型3 セッションを用意します。 なお、現地会場での参加型セッションには、オンラインからの参加は できません。 また、オンラインでの参加型セッションに現地会場から参加する場合 は、オンライン接続端末(PC、タブレット、スマートフォン)に加え、 マイク付きのイヤホン・ヘッドホンもご持参いただく必要があります のでご注意ください。 ◇意見交換会 今年は、対面の意見交換会が復活いたします。 本カンファレンスで見聞きしたホットな話題も含めて、初対面の方々 と共に意見交換してみませんか? SPIを通じて集まった人同士の交流の機会としてお楽しみください。 別途¥1,000の参加料でフリードリンク(アルコール含む)/軽食をご用 意いたします。 参加料は当日意見交換会会場でお支払いください。 ◇招待講演 タイトル: 善きに改め、善きを改め 講演者: 小川 秀人 氏(株式会社日立製作所 研究開発グループ 主管研究長) ─────────────────────────────── 4. SJ23の歩き方 ─────────────────────────────── SPI Japan 2023は新潟(朱鷺メッセ)を現地会場として開催します。 オンラインでも一部プログラムを除き参加可能ですが、多くのみなさ んは4年ぶりの対面での交流やディスカッションができることを心待ち にされていることと思います。 さて、7月下旬にプログラムを公開し、参加者募集を開始しております が、参加申込みはお済みでしょうか?ご検討いただけたでしょうか? 今回、基調講演、招待講演、一般発表については全て現地会場でご講 演・ご発表いただきます。 内容をご確認のうえ、お早めに参加申込みいただければ幸いです。 以下で各企画の内容を少しだけ紹介します。 ◇基調講演 基調講演をお願いした岩尾さんは、会計学や経営学の観点からイノベ ーションに関する理論の研究と普及にご尽力されている方です。 著書「イノベーションを生む"改善"」では日本自動車産業における カイゼンと組織、イノベーションとの繋がりについて纏められており、 関連研究も含め複数学術団体・学会から表彰されています。 今回、過去の日本式経営を紐解きながら未来の価値創造についてを ご講演いただきます。ご講演を通じてカイゼンの新たな一歩につな がる気づきが得られることを期待しています。 ◇一般発表 今年は18件の事例発表と過去オンライン開催時の受賞発表2件の再演が あり、いずれも現地会場での発表を予定しています。 本発表事例はどれも発表者のカイゼンの新たな取り組みや気づきがま とめられており、みなさんのカイゼンにおいても大変参考にしていた だけると期待しています。 また、受賞発表2件の再演については、発表を聴講されたことがない 方も、オンラインで過去に聴講された方も、現地で議論できるこの機 会をぜひご活用ください。 なお、許諾いただいた発表については参加者限定で見逃し配信を予定 しています(期間限定)。 ◇トーク&納得セッション 今年はJASPIC内外の団体から7つのセッションをご用意し、双方向の 会話やワークショップなどの体験型のセッションで「納得感」をお持 ち帰りいただきます。 セッションは大きく分けて、現地会場で開催するセッションと、Zoom で参加するセッションの2種類があります。 7つのセッションのテーマは次の通りです。 テーマ①【現地】ソシオドラマ体験で知る、あなたと他人【リアル版】 テーマ②【現地】LEGORSERIOUS PLAYR体験ワークショップ テーマ③【現地】プロセス改善から、利用者と保守開発者の満足度と 生産性の両立を考える テーマ④【現地】プロセス品質特性~「良い」プロセスとは何か?~ テーマ⑤【オンライン】新しい品質保証のかたちを目指して テーマ⑥【オンライン】プロセス改善とデータ分析 テーマ⑦【オンライン】Zoom上で「SPI人生ゲーム」をプレイして、 楽しみながら改善ノウハウに触れてみよう! ※参加定員を設けているセッションもあります。 申込みは先着順にて締切りますので、お早めにお申込みください。 ◇意見交換会 現地会場での参加者や発表者との交流の場として対面の意見交換会を 開催します。一般発表やトーク&納得セッションで得られた話題につ いての議論、初対面の方々との交流の場として準備を進めていますの で、現地会場へ参加されるみなさんはぜひご参加ください。 ◇招待講演 招待講演をお願いした小川さんは、AI(機械学習)を取り入れた製品に 対するテストや品質保証の研究、技術普及にご尽力されている方です。 AIプロダクト品質保証コンソーシアムの発起後、AIに関する様々な 議論を経験されており、活動を通じて経験された関連技術やカイゼン についてご講演いただきます。 製品においても開発においてもAIは欠かせない技術となっています。 その最先端で巻き起こっている議論に触れることにより、将来のカイ ゼンを考える機会となることを期待しています。 以上のように、4年ぶりの現地会場が盛り上がるような企画をご用意 しています。また、オンラインでも参加いただけますが、一部プログ ラムは対象外となります。 参加されたみなさんに充実した3日間を過ごしていただけるよう、 スタッフ一同、準備を進めておりますのでSJ23にご期待ください。 10月に新潟でお待ちしています。 ─────────────────────────────── 5. 参加者の声 ─────────────────────────────── 過去のSPI Japanにご参加いただいた皆様からの声を一部ご紹介いたし ます。 ◇基調講演 ・概念的な内容をたくさんご説明頂き,よく分かりました。 ・TOCのおさらいになりました。 ◇一般発表 ・実際に業務に役立てそうな内容をきくことができました。 ・発表者交流がよかったです もっとたくさんの発表者と話したかった です。 ・発表者と直接話せるのはすごくよかった。 深いところまで聞くこと ができた。 ・技術ナレッジの共有化の仕組み構築がとても参考になりました。 ◇トーク&納得セッション ・実際に、学んだことを業務にいかせるか確認する良い場となった ・ものすごく楽しかったです。ソシオドラマのディレクター研修を受け てみたいと思いました。 ・体験型は良いですね ・少人数ならではで聞きたいことが聞けました ◇意見交換会 ・様々な意見や人と情報交換できて良かった。もう少し時間が長くて も良いくらい。 ・色々な人と交流できる仕組みがあり、大変有意義でした。 ・初参加ですが1人になって困らなかったです ◇招待講演 ・基調講演とあわせて聞くと、さらに多くの気づきが得られて大変良 かった。 ・具体・抽象/類推というシンプルなテーマの中で、様々な話題があり、 理解もしやすく、とても良かった。その中で、PM/SEPGも意識されて いて、驚きになっています。 ─────────────────────────────── 6. noteとPodcastのご案内 ─────────────────────────────── noteによる見どころ紹介やPodcastによるSPI Japanの紹介(裏話を含め た参加者/発表者/スタッフなどのインタビュー)もご用意しましたので、 ご確認いただけるとありがたいです。 ■note:SPI Japan 2023 情報 https://note.com/note_jaspic/m/m5808ceff07a6 ■Podcast:SJ裏ちゃんねる https://anchor.fm/sjch ─────────────────────────────── ◆編集後記 ─────────────────────────────── メルマガ編集担当のA.Kです。 全国的に記録的な猛暑となっていますが、皆さま夏バテなどされてい ませんでしょうか? 暑い日といえばやっぱりビールですよね!(笑) 今年は数年ぶりに海の家で飲みました。海を見て風を感じながら飲む ビールは格別です。都市部が体温超えの危険な暑さという日でも、海 は驚くほど涼しいです。日陰で風通しの良い場所なら何時間でもいる ことができます。海の家によっては、飲み放題や手ぶらでBBQができる プランなどを用意しているところもあるので、滞在時間や同行者に応 じて選ぶと楽しめると思います。 海の家もこの夏はもうすぐ営業が終了します。少し寂しい気もしつつ、 次の楽しみはSPI Japanが開催される新潟での日本酒です!(笑) 皆さまもぜひ新潟の現地会場にてカンファレンスにご参加いただき、 夜は美味しい地酒を楽しみましょう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ JASPIC メルマガ 2023年8月号 発行:日本SPIコンソーシアム https://www.jaspic.org/ お問い合わせ先:infoAアットjaspic.org ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━