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 ◆ JASPIC メルマガ 2016年2月号 ◆
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本メルマガでは、定期的に日本SPIコンソーシアム(JASPIC)主催のイ
ベント情報やJASPIC関係者によるコラム等をまとめてお伝えします。

* SPI(Software Process Improvement):ソフトウェアプロセス改善

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 ◆目次
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 1. これから開催するイベント
 2. イベント実施報告: SPIトワイライトフォーラム 2016年2月
 3. コラム:中村 淳(NTTデータ)
           「ノータイムポチリ」
 4. SPI Japan 2016のご案内

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 ◆1. これから開催するイベント
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下記イベントの開催報告がJASPIC Web ページに掲載されています。
是非ご一読ください。

●SPIトワイライトフォーラム
  「ソフトウェアテストの成熟度モデル最新動向」
  http://www.jaspic.org/events/twilight/2016-3/

  発表者:山﨑 崇(株式会社ベリサーブ)
  主  催:日本SPIコンソーシアム(JASPIC)
  日  時:2016年3月23日(水) 18:30-20:30
  場  所:港勤労福祉会館(田町) 第一洋室

●JASPIC例会(JASPIC会員限定です)
  日  時:2016年4月13日(水)
  内  容:アジャイル開発に関する企画を検討中
      ・各社事例発表
      ・ワークショップ他

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 ◆2. イベント実施報告: SPIトワイライトフォーラム 2016年2月
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今回のテーマは「GSNを用いて設計品質を可視化してみよう」でした。
講演者は、デンソークリエイトの宇都宮浩之さんと小林展英さん、参
加者は16名でした。GSN(Goal Structuring Notation)とは、利害関係
者同士が合意を得るために用いる構造化されたドキュメントを作成す
るための記述方法であり、システム開発における見える化技術のひと
つです。

最初の1時間は、GSNが期待される背景と、GSNの基本的な描き方に関
する説明でした。当初、30分程度で終わる予定でしたが、質疑応答で
盛り上がったため延びてしまいました。GSNは、“開発者の意図を正
しく第三者に説明する”ことが目的ですが、証拠としてどこまで使え
るのか、どの程度の粒度で書けばよいのか、といった議論がありまし
た。

後半は、「ライト点灯制御装置のプログラムの修正」を題材に、その
修正の妥当性をGSNを使って書いてみるという演習でした。個人演習
のあと、各自の結果を持ち寄って、グループ演習を行いました。開発
プロセスの観点から整理する、状態と処理の観点から整理するなど、
グループ毎の発表にもそれぞれ特徴があり、さまざな考え方、書き方
があることが分かりました。

あっという間に2時間が過ぎていた、という感じでした。終了後は、
恒例の懇親会で大いに盛り上がりました!  当日の発表スライドは、
次のURLから参照できます。
http://www.jaspic.org/events/twilight/2016-2/

GSNを知りたい、使ってみたいという方には役立つ内容だと思います
ので、ぜひ参考にしてください。

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 ◆3. コラム:「 ノータイムポチリ」
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皆様、ノータイムポチリ(略して「ノーポチ」)という言葉をご存じ
でしょうか?
「思いついたノリで、深く考えずココロのままに『ポチッ』と何かに
エントリーしたり、購入したりしてケツを決めてしまう事」を意味し
ていて、現在、インフィニティ・ベンチャーズLLPというベンチャー
キャピタルの共同代表パートナーを務めておられる小野裕史(おのひ
ろふみ)さんという方が言い始めた言葉です。

この方は、35歳の時にダイエットでランニングを始め、わずか2年後
の2011年6月にゴビ砂漠250kmマラソンを完走したことを皮切りに、
2013年3月のアタカマ砂漠250kmマラソンのチーム部門に参加して日本
人初の世界一になった、というランナーでもあります。

このような経歴だけ見ると、何事にも積極的に取り組むような人を想
像するかと思いがちですが、この方、元々は、「小学校3年生の頃の保
護者面談の際に、担任の先生から『普通のお子さんが100喋れるとした
ら、おたくの裕史さんは20も喋れません』と言われてしまうような子」
であり、かつ、35歳になるまで運動経験皆無で、小学校時代の体育の
成績は「下」だったという運動音痴なのです。むしろ、彼の中高時代
の同級生に言わせると「今の姿がいまだに信じられない・・・」であり、
「宇宙人にさらわれて、アタマにヘンなモノ埋め込まれた」と母親に
言われるくらい、彼は変わったのです。

なぜ彼はこんなにも変わることができたのでしょうか。
その際のポイントとなるのが、「深く考えず、ココロの羅針盤の針が
動いたら、まず動いてみる。できるかどうかではなく、まずはやって
みる」という「ノータイムポチリ」の考えですが、この「ノータイム
ポチリ」は、目標を立てることだけを言ってはいません。目標を即立
て、その目標に向かうために“全力で”チャレンジし、それを繰り返
していくことで、上を上を目指していく、これこそが「ノータイムポ
チリ」の本質だと、私は考えています。

この考え、プロセス改善にもあてはまりそうな気がしませんか?
ちょっと良さそうなアイディアを考えついたり、参考になりそうな良
い事例を聞いても、「考えがまだ詰めきれていないかもしれないから
。。。」「現場に抵抗されるから。。。」とか考えてしまって、結局
そのアイディアや事例を放置してしまうこととか、ないでしょうか。

実際に現場の抵抗とかもあるでしょう。でも、その前に、自分自身が
立ち止まったりしていませんか?自分自身が立ち止まったら、先に進
むことはありえませんよね。確かに、動く前に色々と考えることも必
要でしょうし、何も自分自身の心が動かないようなものについても行
動する必要は全くないと思います。しかし、自分自身の心がせっかく
動いても、失敗の可能性を恐れて行動しなければ、何も達成されるこ
とはありません。

私がごちゃごちゃ言うより、彼のホームページ(http://hiro-ono.jp/)、
インタビュー(http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/1301/17/news003.html)
を読んでもらった方が良いと思います。
著書も多数出ておりますので、興味を持たれた方は読んでみてくだ
さい。

中村 淳(NTTデータ)

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皆様の活発な投稿をお待ちしております!
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 ◆4. SPI Japan 2016 のご案内
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毎年実施しておりますSPIに関する国内有数のイベント、ソフトウェア
プロセス改善カンファレンス(SPI Japan 2016)の開催日と開催場所
が決まりました。

  ■日程:2016年10月12日(水)~14日(金)
  ■場所:富山国際会議場(富山県富山市)
          http://www.ticc.co.jp/

皆様からの改善活動の成果や失敗から得た知見などの発表やディス
カッションを予定しております。
発表募集開始は4月下旬、発表募集締め切りは5月末の予定です。
http://www.jaspic.org/events/sj/spi_japan_2016/

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 ◆編集後記
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メルマガ編集担当のA.Kです。
この冬は暖冬と言われていましたが、やはり寒い日には暖房器具が必
要ですよね。我が家ではエアコンをメインで使っていますが、気にな
るのは空気の乾燥。インフルエンザ予防のためにも乾燥は避けたいと
ころ。最近では加湿の出来るエアコンもありますが、床暖房やオイル
ヒーターなども上手に使って暖を取りたいものです。
乾燥知らずの暖房器具といえば昔ながらの湯たんぽもありますね。実
は保冷剤が湯たんぽになることを最近知って驚きました。ジェル状の
保冷剤をフリーザーバッグに入れてお湯の中で温めるだけ。使う際は
低温やけどを防ぐために、タオルなどでくるむことをお忘れなく。保
冷剤本来の使い方ではないですが、キャンプなどのアウトドアや災害
時などには役立ちそうですよね。
寒い冬もあと少しで終わりです。上手に暖を取って乗り切りましょう!

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 JASPIC メルマガ 2016年2月号
 発行:日本SPIコンソーシアム http://www.jaspic.org/
 お問い合わせ先:infoAアットjaspic.org
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