JASPICはソフトウェアプロセスの改善に関する研究、普及活動を行っています

SPI Japan 2025

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ソフトウェアプロセス改善カンファレンス2025

SPI Japanはソフトウェア開発プロセス改善活動で得られた技術や知見を総集し、その普及と技術力向上の場を提供するために開催いたします。
JASPICが主催する最大のイベントです。
2025/10/22(水)〜10/24(金)

基調講演

2025/10/22(水)

シン価値を創造する2つの意思決定プロセス──未来を構想するエンジニアの思考法

ソフトウェアが社会の基盤を成す現代、エンジニアにも「技術」だけでなく「価値」を創る視点が求められ ています。本講演では、「ものからことへ」という構造変化の中で、エンジニアがどのように価値起点で考え、未来を構想すべきかを探ります。大阪大学で教えている「フォーサイト」、京都大学での「エフェクチュエーション」の実践的思考法を紹介しながら、固定観念を問い直す「リフレーミング」の重要性、そして変化を駆動する人財像「起承転結人財」について解説します。

竹林 一 氏 (大阪大学フォーサイト・アカデミー エバンジェリスト / 元オムロン株式会社  イノベーション推進本部 インキュベーションセンタ長)

オムロン㈱にて新規事業開発、オムロンソフトウェア代表取締役社長、オムロン直方代表取締役社長、ドコモ・ヘルスケア代表取締役社長、オムロン株式会社イノベーション推進本部インキュベーションセンタ長を務めると共に京都大学経営管理大学院客員教授として実学×理論の現場展開を推進。現在大阪大学フォーサイトアカデミーエバンジェリスト、横浜市立大学大学院国際マネジメント研究科客員教授、麗澤大学特任教授、および企業の社外取締役、顧問。著書に「たった一人からはじめるイノベーション入門」などがある。

2025/10/22(水)

基調講演

シン価値を創造する2つの意思決定プロセス──未来を構想するエンジニアの思考法

ソフトウェアが社会の基盤を成す現代、エンジニアにも「技術」だけでなく「価値」を創る視点が求められ ています。本講演では、「ものからことへ」という構造変化の中で、エンジニアがどのように価値起点で考え、未来を構想すべきかを探ります。大阪大学で教えている「フォーサイト」、京都大学での「エフェクチュエーション」の実践的思考法を紹介しながら、固定観念を問い直す「リフレーミング」の重要性、そして変化を駆動する人財像「起承転結人財」について解説します。

竹林 一 氏 (大阪大学フォーサイト・アカデミー エバンジェリスト / 元オムロン株式会社  イノベーション推進本部 インキュベーションセンタ長)

オムロン㈱にて新規事業開発、オムロンソフトウェア代表取締役社長、オムロン直方代表取締役社長、ドコモ・ヘルスケア代表取締役社長、オムロン株式会社イノベーション推進本部インキュベーションセンタ長を務めると共に京都大学経営管理大学院客員教授として実学×理論の現場展開を推進。現在大阪大学フォーサイトアカデミーエバンジェリスト、横浜市立大学大学院国際マネジメント研究科客員教授、麗澤大学特任教授、および企業の社外取締役、顧問。著書に「たった一人からはじめるイノベーション入門」などがある。

2025/10/24(金)

招待講演

Ruby成功の歴史とオープンソース

日本発のソフトウェアで世界的に成功したものがほとんどない中、世界展開を達成したRubyは稀有な存在です。本講演では、Ruby発展の歴史を振り返りつつ、その成功の秘訣を開発者自らが語ります。また、その背景にあるフリーソフトウェアとオープンソースとの関連についてもお話しいたします。

まつもと ゆきひろ 氏 (一般財団法人Rubyアソシエーション)

プログラミング言語Rubyの創始者。ネットワーク応用通信研究所フェロー。Rubyアソシエーション理事長。他、多数企業の技術顧問など。鳥取県出身、島根県在住。島根県松江市名誉市民。妻一人、子4人、犬猫1匹ずつ。東京嫌い、温泉好き。

招待講演

2025/10/24(金)

チュートリアルA

アジャイル開発における品質管理 ~多角的な品質分析・評価でプロダクト品質とチーム成熟度を向上~

アジャイル開発は、日本でもスタンダードな開発手法として広く受け入れられるようになりました。しかし、アジャイル開発を採用したプロジェクトでは、様々な要因により従来と同等の品質を確保することが難しいという声も多く聞かれます。そのため、アジャイル開発の導入を検討しているプロジェクトが躊躇するケースも少なくありません。
アジャイル開発においても、品質管理の基本的な考え方は従来と変わりません。ただし、開発スタイルの違いやアジャイル特有の特徴に合わせて、新しい視点や多角的なアプローチが求められます。
本チュートリアルでは、アジャイル開発における品質管理の難しさの背景を紐解き、それを克服するための実践的なプラクティスを紹介します。さらに、仮想プロジェクトを用いた演習を通じて、具体的な品質評価の手法を体験していただきます。

対象者:
・アジャイル開発に携わっている方(役割は問いません)
・アジャイル開発の導入を検討しているプロジェクト関係者

町田 欣史 氏 (株式会社NTTデータグループ 技術革新統括本部 品質保証部 エグゼクティブR&Dスペシャリスト)

ソフトウェアテストや品質保証の研究開発、技術支援、教育に従事。近年はアジャイル開発における品質保証に携わる。著書に「ソフトウェアテスト教科書 JSTQB Foundation第4版シラバス2018対応」など。JSTQB認定テスト技術者資格 技術委員、ソフトウェア品質シンポジウム実行委員、他。

2025/10/24(金)

チュートリアルB

アナログゲーム制作を通じて学ぶ「体験のデザイン」

開発者は常に仕様を満たし、完璧に動作するソフトウェアの完成を目標として日々研鑽し、知見を積み重ねています。その堅牢な土台の上に、さらに一歩進んで、ユーザーを「夢中にさせる」「わくわくさせる」ような体験を届けるには、何が必要でしょうか? そのヒントは、ロジックと感性の結晶であり、付加価値の塊ともいえる「ゲーム」の世界にあると考えます。 本ワークショップでは、ユーザーに「面白い!」「また使いたい!」と直感的に感じてもらうための体験を創造するプロセス「価値のデザイン」を、誰にとっても身近な「アナログゲーム」の制作を通じて実践的に学びます。 最初は、ウォーミングアップとして短時間で「すごろく」作りに挑戦します。 決められた形式の中でプレイヤーを飽きさせない工夫(ポジティブ/ネガティブなマスのバランスなど)をどう設計に落とし込むか。勘に頼るのではなく、簡単な計算に基づいた仮説検証のサイクルを体験します。 次に、その経験を活かして、チームでオリジナルのカードゲームやボードゲームを企画・制作します。 「プレイヤーに何を感じてほしいか?」という問いを起点に、アイデアを出し、実際に遊べるプロトタイプを時間内に作成することを目指します。 この一連のプロセスは、ソフトウェア開発における「要求定義 → 設計 → 実装 → テスト → ふりかえり」のサイクルそのものです。 チームでの活発な対話(共創)、素早いプロトタイピング、そして遊びを通じたフィードバックループの重要性を、頭ではなく身体で感じることができます。 日々の業務に活かせる「人を惹きつける価値」を生み出すヒントを、楽しみながら一緒に探求してみませんか?

対象者:
– より良いプロセスを模索しているソフトウェア開発者、リーダーの方
– 教育コンテンツやワークショップを作成・実施している方
– チームビルディングや共創の新しいアプローチに興味がある方
– (もちろん)ボードゲームやカードゲームが好きな方!

簗瀬 洋平 氏 (ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社 シニア・アドボケイト)

1995年よりゲームデザイナー/シナリオライターとしてゲーム開発に従事。「ワンダと巨像」「魔人と失われた王国」などの作品に携わる。2013年よりユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社(現株式会社)に勤務し、学術とゲーム産業の橋渡しをするために活動。「誰でも神プレイできるシューティングゲーム」でWISS2015対話発表賞。「Unlimited Corridor」で第20回文化庁メディア芸術祭エンタテインメント部門優秀賞を受賞。東京大学先端科学技術研究センター連携研究員、大阪芸術大学客員教授を兼務。

SPI Japan 2025のテーマ

「つなぐ」
~価値創造に貢献する「シン・ソフトウェアプロセス改善」~

 自然災害の増加、不安定な世界情勢、テクノロジーの著しい進展など、激動の環境変化の中、みなさまにおかれましても、「社会課題解決」、「企業の競争力向上」がより一層求められていることと思います。
 JASPICは、「SPI活動の促進を通じて、人や組織が望む価値を創造できる社会の実現に貢献する。」をミッションとしています。その実現には、イノベーション(革新)が、「新結合(つなぐ)」で生まれることから、以下をつなぐことがヒントになると考え、このテーマを設定しました。

 SPI Japanは、多様な視点と経験や知見にあふれています。みなさまの取り組みとつなぐことで、“夢”を実現へと近づける場です。「未来は目指し、創るもの」「日本を元気にする!」ために、自ら学び、成長し、仕掛けていく一歩がここにあります。
 SPI Japan 2025は、発表者、参加者だけでなく、運営スタッフも含めて、お互いを理解し高め合い、楽しむ場です。楽しめば、最高の成果につながります。
 ”歴史と革新のCROSSROAD”岡山で桃太郎を見つけましょう! みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

プログラム

  • 10/22(水)

  • 10/23(木)

  • 10/24(金)

12:00-

受付

13:00-15:00

◎オープニング

◎基調講演
シン価値を創造する2つの意思決定プロセス──未来を構想するエンジニアの思考法

竹林 一 氏(大阪大学フォーサイト・アカデミー エバンジェリスト /
元オムロン株式会社 イノベーション推進本部 インキュベーションセンタ長)

15:00-15:30

休憩

15:30-17:30

一般発表1

今回も多彩な題材による発表が寄せられました。現場が直面する課題の解決に役立つヒントを提供する発表、改善活動に関する知見や経験を共有する発表、さらには、今後の改善活動をさらに推進するための指針となる発表など、幅広い内容となっています。公募・審査を経て、7つのテーマから、合計27件の発表が行われる予定です。

◎セッション1A<人材育成、組織改革>

変化に負けない技術者へ!品質技術者リスキリングプロセス構築の取り組み
~知識をつなげて知恵を生み出す品管部門を作ろう!~

小林 一郎(SOMPOシステムズ株式会社)

メンタルモデル構築による要件定義能力の向上

服部 悦子(住友電工情報システム株式会社)

顧客価値共創への変革:システム運用保守における新たな「価値」の確立

相澤 武(株式会社インテック)

SPI Japan の活用方法

中村 伸裕(住友電工情報システム株式会社)

◎セッション1B<エンジニアリング改善>

大規模なLowCode開発を実践し得られたノウハウ・教訓

伊丹 淳(株式会社NTTデータグループ)

スマートロックのQRコード対応開発におけるXDDPの適用
~15ヶ月の派生開発計画を3ヶ月に短縮した、マルチパートナー連携の成功事例~

本田 英稔(株式会社構造計画研究所/派生開発推進協議会)

社内サービス保守運用における作業時間短縮のためのテスト自動化と生成AI活用実践

飯塚 陸斗(株式会社日立ソリューションズ)

ローコードツールを用いたPLM業務アプリ開発
~次世代PLMの導入と業務プロセス改革~

佐藤 新(パナソニック コネクト株式会社)

◎セッション1C<可視化・メトリクスの活用>

アーキテクチャ進化の意思決定におけるメトリクスの活用
~過去発表事例の振り返りと新たなメトリクス活用の可能性~

牧 隆史(テクマトリックス株式会社)

タグ情報を使ってリスクエリアを可視化し、効率的にバグを検出するテスト手法

福西 章記(ソニーデジタルネットワークアプリケーションズ株式会社)

大規模・多層構造プロジェクトにおけるマネジメントプロセス改善
― 統合管理ビューによる予兆検知とマネジメント品質向上の実践 ―

坂本公輝(INTLOOP Project Management株式会社)

ソフトウェア生産性向上の可視化プロセス
― AIエディターの効果検証 ―

山崎 裕司(株式会社ニデック)

9:00-

受付

9:30-11:30

一般発表2

今回も多彩な題材による発表が寄せられました。現場が直面する課題の解決に役立つヒントを提供する発表、改善活動に関する知見や経験を共有する発表、さらには、今後の改善活動をさらに推進するための指針となる発表など、幅広い内容となっています。公募・審査を経て、7つのテーマから、合計27件の発表が行われる予定です。

◎セッション2A<AI・生成AI活用による開発プロセス革新>

生成AIを活用したテストコード自動生成
~テストの未来を変える!? テストコード自動生成への挑戦!~

森下 直人(パナソニック アドバンストテクノロジー株式会社)

ソフトウェア開発におけるDX~AI活用へ
~DX活動を基盤にしたAI(LLM)導入事例~

寺村 幹夫(株式会社デンソー)

ソフトウェアの価値を高頻度に創造していくためのスクラムチームにおけるAI活用事例
〜週3〜4回の商用リリースという高速開発の舞台裏〜

小堀 一雄(ジャイアント・アジャイル株式会社)
西 慎一郎(レバレジーズ株式会社)

生成AIを活用したレビュー効率の向上と有効性の検証

西本 真由(株式会社日立製作所)

◎セッション2B<アジャイルと組織文化の変革>

抽象プロセスの活用でアジャイル開発に適用しやすいQMSを構築する
~ISO9001認証を目指して~

井芹 久美子(三菱電機株式会社)

現場から始めるアジャイルの文化醸成 〜製造部門での挑戦〜
~静かな職場にアジャイルの芽を育てた3つのアクション~

村瀬 勇磨(株式会社SHIFT)

ウォーターフォール開発にアジャイルの風を!
~アジャイルプラクティスの実践でチーム力を引き出す~

中野 安美(Agility Design株式会社)
吉田 圭吾(ニッセイ情報テクノロジー株式会社)

TDDベースの高品質アジャイルにおける品質管理プロセス構築の取り組み

掛川 悠(株式会社NTTデータ)

11:30-13:00

休憩

13:00-15:00

一般発表3

今回も多彩な題材による発表が寄せられました。現場が直面する課題の解決に役立つヒントを提供する発表、改善活動に関する知見や経験を共有する発表、さらには、今後の改善活動をさらに推進するための指針となる発表など、幅広い内容となっています。公募・審査を経て、7つのテーマから、合計27件の発表が行われる予定です。

◎セッション3A<プロセス改善と標準化>

生成AIによるプロセスセルフアセスメント支援の実現性評価

池永 直樹(株式会社デンソークリエイト)

バラバラな設計書フォーマットを全社で統一!CommonStyle Methodology普及展開活動と統一効果
~東芝デジタルソリューションズ(株)の取り組み~

東井 礼佳(株式会社東芝)

場当たり的改善からの脱却:IDEALモデル×Four Keysによる科学的プロセス改善
~ Four Keysを組織に定着させる体系的フレームワーク ~

高橋 裕之(ファインディ株式会社)

システム開発・サービス提供における原理原則の標準化

三角 英治(株式会社NTTデータグループ)

◎セッション3B+T<テスト自動化・テストプロセス改革>

シフトレフトで組織を「つなぐ」プロセス変革
~テストプロセスの平準化で残業を減らし安定した品質をつくりこむアジャイル~

小坂 淳貴(KDDIアジャイル開発センター株式会社)

デグレ防止の自動テストと即時リリースの取り組み

中村 幸太(株式会社パラミックス)

テスト自動化を前提としたテスト並列設計プロセスの導入と検証結果

鈴木 貴広(株式会社デンソー)

◎TSPIC発表交流

2015年のSJ15への初参加以降、JASPICと交流のあるTSPIC (Taiwan Software Process Improvement Consortium、本拠地:台中市)ですが、今回SJ25でも国際交流の特別枠を設けました。台湾国立中興大学と福井大学の共同研究で、福井県の観光振興を目指しています。なお、日本語スライドと通訳による日本語の発表です。

生成型AI技術と検索の統合による観光流動の予測と推薦の実践事例(福井県を例に)

羅 引嘉(TSPIC)

15:00-15:30

休憩

15:30-17:30

◎トーク&納得セッション

聴くだけの一方通行ではなく、双方向の会話やワークショップで「納得感」をお持ち帰りいただく6つのセッションです。

テーマ①:カードを用いてイノベーションを創出しよう!起承転結人材モデルワークショップ【定員:25名】

「イノベーションで新しい価値を生み出したければ、起承転結4タイプの人材を活用しなさい」元オムロン株式会社の竹林一氏が提唱した、
組織内の人材タイプを4つに分類する「起承転結人材モデル」を題材にしたワークショップです。
「起」「承」「転」「結」の特性、アイデアのヒントをPM創生研究会でカード化しました!
このワークショップでは、カードに書かれた「起」「承」「転」「結」のヒントカードをもとにレゴブロックを用いてアイデアを形にします。
皆さんも、「起」「承」「転」「結」の特性を生かし、イノベーションを起こしていきましょう!

進行:伊達 渡 (PMI日本支部 関西ブランチ プロジェクトマネジメント創生研究会)

テーマ②:Automotive SPICEの適用と開発プロセスのあり方 【定員:35名】

自動車業界においては、安全・安心に対する取り組みに加えて、SDV(Software Defined Vehicle)など、電気/電子システムの重要性がますます高まっています。その基盤としてAutomotive SPICE®が活用され、一昨年、Ver4.0に改訂されました。元々は、欧州のカーメーカやサプライヤが、開発プロセスの構築/改善にこのモデルの活用していましたが、近年、日本のカーメーカやサプライヤにも拡がってきています。しかしながら、Automotive SPICE®には陥りやすい罠も存在し、また、多くの組織で、誤った活用が散見されます。
本テーマでは、Automotive SPICE®に対して、広く普及しているCMMIと対比しながら、それぞれの特徴を紹介し、また、開発プロセスの構築にどのように適用させていくかについて、演習を交えながら解説いたします。

進行:安倍 秀二(A&S Consulting)

テーマ③:アジャイル・ワールドカフェ with SPI【定員:40名】

ワールドカフェ形式で、様々なテーマを挙げてアジャイルの議論をしましょう。アジャイルに関心のある方々にお集まりいただき、SPIの専門家も加わって、新鮮な観点でたくさん議論しましょう。
最初に、JASPICアジャイル分科会で議論してきた内容を簡単にご紹介したあと、その後のワールドカフェ形式で3回転します。テーブル毎に設定するテーマは以下のようなものを想定しています。お楽しみに!
<テーマの例>
・アジャイル開発での「よかった」体験と「もやもや」体験
・アジャイルマニフェストで最も共感する価値と理由
・アジャイル開発推進における技術とマインドの両輪の大切さを痛感
・アジャイル開発チームの継続性維持に必要な要素と課題
・組込みソフトウェア開発におけるアジャイル開発の有効性
・海外の開発企業と組むアジャイル開発で、日本側に必要な役割・振る舞い
・生成AI時代におけるアジャイル開発の必要性

進行:JASPICアジャイル分科会

テーマ④:UXの価値を感じてみよう 【定員: 40名】

社会が成熟すると産業がサービス化することが知られています(ペティクラークの法則)。
ソフトウェアやシステムといった「モノに内包される価値」だけでなく、これらを通じて実現される「コトの価値」が問われ、利用時に体験する価値はもちろん、事前期待や事後信頼からも価値が生まれます。
UXはそのような体験・体感を扱うもので、様々な要素を取り入れながら日々発展しています。
トーク&納得セッションではUXの考え方や代表的な手法をお伝えするとともに、聴講者の皆さんと一緒に、よりよいUX実現に向けたプロセスを感じていただく予定です。
皆さんと一緒に感じ、考えて、より良いUX、より良いプロセス、より良い社会、に向けてチャレンジしましょう。

進行:JASPIC UX分科会

テーマ⑤:プロセス改善とデータ分析、パターン言語【定員:16名→定員に達しました】

データ分析はプロセス改善を効果的に進めるための有効な手段ですが、
ソフトウェアプロセスはさまざまな要因(人的要因・開発環境など)
の影響を受けるため、そのデータを適切に測定・収集・分析することは容易なことではありません。
JASPIC SPC分科会ではプロセス改善のためのデータ分析に関するさまざまな問題点を話し合い、解決策を検討しております。その一環として、問題点と典型的な解決策、コツをまとめた「データ分析パターン言語」の構築、利用検討もすすめています。
本セッションでは、EPG、品質保証、アジャイル等の観点からソフトウェアプロセスのデータ分析に関するトピック(実際の事例・問題提起等)をいくつか用意し、演習・討論等を通して、解決策を皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。演習には「データ分析パターン言語」の紹介と活用も含みます。

本セッションは定員に達したので申し込みを締め切りました

進行:JASPIC ソフトウェアプロセスデータ実践コミュニティ分科会

テーマ⑥:TSPIC協賛 台湾国立中興大学AI関連研究成果発表会【定員:80名】

AI研究者で過去のSJでのTSPIC発表を支援していただいている中興大学理工学部の陳奕中教授の研究室の学生たちが生成AIの最新の研究成果を発表します。予定している研究発表は以下の3件です。
・生成型AIとソーシャルネットワークデータに基づくリアルタイム画像付き観光推薦システム(日本の観光地を例に)
・生成型AI技術に基づく防災スマートシステム
・パラトランジットサービスの配車ステーションにおける車両割り当て最適化へのGANの適用
生成AIの身近な適用例を知りたい方、台湾の大学のAI研究の実例を知りたい方など、AIに興味をお持ちの方を対象にしています。

進行:台湾国立中興大学院生

17:30-18:00

休憩

18:00-20:00

◎意見交換会

参加費:¥2,000- ※当日申し受けます

今年も、対面の意見交換会を実施いたします。
本カンファレンスで見聞きしたホットな話題も含めて、初対面の方々と共に意見交換してみませんか?
SPIを通じて集まった人同士の交流の機会としてお楽しみください。
本会議参加費とは別に¥2,000-の参加料でフリードリンク(アルコール含む)/軽食をご用意いたします。
参加料は当日意見交換会会場でお支払いください。

9:00-

受付

9:30-12:00

◎招待講演
Ruby成功の歴史とオープンソース

まつもと ゆきひろ 氏(一般財団法人Rubyアソシエーション)

◎クロージング

13:30-16:30

◎チュートリアル(別料金)

今年もご好評をいただいておりますチュートリアルを、2コマご用意いたしました。アジャイル開発における品質管理の実績的なプラクティスの紹介やゲーム制作を通じた日々の業務にも活かせるような「人を惹きつける価値」を生み出すヒントの探求など、皆さんの改善活動に必要な知識やスキル・活動のヒントを持ち帰っていただきます。なお、チュートリアル参加費(¥18,000-)は、本会議参加費とは別にご負担いただく必要がございます。

アジャイル開発における品質管理 ~多角的な品質分析・評価でプロダクト品質とチーム成熟度を向上~

講師:町田 欣史 氏
(株式会社NTTデータグループ 技術革新統括本部 品質保証部 エグゼクティブR&Dスペシャリスト)

アナログゲーム制作を通じて学ぶ「体験のデザイン」

講師:簗瀬 洋平 氏
(ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社 シニア・アドボケイト)

事後配信について

SPI Japan 2025は、現地開催のみのため、オンライン参加はございません。
(参加者間のリアルでのコミュニケーションを重視しております。)
なお、録画による事後配信も検討しておりますが、詳細は後日改めてご案内致します。

後援

独立行政法人 情報処理推進機構 (IPA)
 岡山市
 一般社団法人 岡山県商工会議所連合会
ソフトウェア技術者協会 (SEA)
一般社団法人 日本SPICEネットワーク
一般財団法人 日本科学技術連盟 (JUSE)
一般社団法人 PMI日本支部
一般社団法人 情報サービス産業協会 (JISA)
一般社団法人 プロジェクトマネジメント学会 (PM学会)
一般社団法人 組込みシステム技術協会 (JASA)
派生開発推進協議会 (AFFORDD)
ITシステム可視化協議会 (MCIS)
Agile Japan
特定非営利活動法人 ソフトウェアテスト技術振興協会 (ASTER)
 特定非営利活動法人 ITコーディネータ協会

カンファレンススタッフ

SPI Japan 2025 実行委員長
大盛 誠人(株式会社NTTデータ)

SPI Japan 2025 副実行委員長
八木 将計(株式会社日立製作所)

SPI Japan 2025 プログラム委員長
池田 浩明(個人会員)
千田 哲義(NECソリューションイノベータ株式会社)
中山 貴史(パナソニックオペレーショナルエクセレンス株式会社)

SPI Japan 2025 プログラム委員
阿南 佳之(オムロンデジタル株式会社)
安倍 秀二(株式会社A&Sコンサルティング・個人会員)
石井 裕志(株式会社東芝)
泉 友弘(株式会社NTTデータグループ)
植村 貴美(PHC株式会社)
遠藤 潔(個人会員)
小笠原 秀人(千葉工業大学・個人会員)
奥田 恵美子(パナソニック株式会社)
木暮 雅樹(株式会社NTTデータ)
古石 ゆみ(株式会社SRA)
小松澤 敦(株式会社日立ドキュメントソリューションズ)
近藤 悠志(株式会社日立ソリューションズ)
細美 彰宏(株式会社日立ソリューションズ)
竹内 朝一(東芝ユニファイドテクノロジーズ株式会社)
竹内 真弓(株式会社東芝)
伊達 渡(パナソニックコネクト株式会社)
飛田 正宏(キオクシア株式会社)
中森 勝(パナソニック株式会社)
平原 嘉幸(株式会社東芝)
水田 恵子(パナソニック インダストリー株式会社)
山崎 佳代子(ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社)
和田 憲明(個人会員)
和良品 文之丞(個人会員)

SPI Japan 2025 SJサポータ
緒方 勝(株式会社東芝)
小山 貴和子(株式会社東芝)
清水 崇司(株式会社ニコン・個人会員)
丹羽 愛一郎(個人会員)

SPI Japan 2025 事務局
河野 明子(株式会社SRA)
鶴田 範子(株式会社SRA)
乘松 聡(特別会員)

JASPIC セミナー推進チーム/外部広報推進チーム
中山 高宏(ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社)
武田 治紀(株式会社日立製作所)
羽原 寿和(株式会社東芝)
久和 恭子(パナソニックオペレーショナルエクセレンス株式会社)

主催

日本SPIコンソーシアム(JASPIC)

問合せ先

infoAアットjaspic.org
※「アット」を半角の「@」に置き換えて宛て先とし、件名に「SPI Japan 2025 について」とお書き添えください。

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